外構をハウスメーカーに頼まない!?メリットとデメリットをご紹介

最近、こういう話を聞きませんか？ 実際はどうなのでしょうか。

この記事では、外構・エクステリア工事をハウスメーカーに頼む際のメリットとデメリットについて答えていきます。

外構・エクステリア工事をハウスメーカーに頼む場合の3つのメリット

まずハウスメーカーに外構・エクステリア工事を頼む場合のメリットは以下の点があげられます。

• 住宅ローンの中に外構費用を確実に含めることができる
• 打合せの手間が省ける
• 家の工事と同時にできる・安心感がある

それでは1つずつ見ていきましょう。

住宅ローンの中に外構費用を確実に含めることができる

ハウスメーカーに外構・エクステリア工事を依頼する場合は、住宅ローンの中に費用を確実に組み込むことができます。

もちろん、外構・エクステリアをハウスメーカーや工務店と別の外構業者に頼む場合でも、住宅ローンに組み込むことは可能です。

ただし、金融機関によっては住宅ローンに組み込めないところもあります。 実際に外構業者に外構・エクステリアを依頼し、かつ住宅ローンに組み込みたい場合は、以下のステップを踏むことをオススメします。

1. まずは、ハウスメーカーや工務店の担当者に、外構業者を自分達で探して、別で頼むことは可能かを確認する。
2. 担当者からOKが出たら、住宅ローンの中に外構費用を含めたい旨を伝える。
3. 金融機関から外構費用を住宅ローンに含める事はできない、という回答があった場合は住宅ローンを変更するか、外構のみ別でローンを組むか、もしくは実費で払うかになる。

打合せの手間が省ける

ハウスメーカーに外構・エクステリア工事を依頼すると、建物と外構工事の打合せを一緒に進められるので打合せの手間を省くことができます（自分たちで外構業者を探す場合、建物の打ち合わせと同時進行で外構工事の打ち合わせをすることになります）。

ハウスメーカーに建物と外構の双方の工事をお願いすれば、プランニングなど同時並行で準備してもらえるため、打ち合わせの日程組みなど楽に進めることができます。

一方、外構・エクステリアを別の外構業者に依頼すると、建物の打合せはハウスメーカー、外構の打合せは外構業者、と別々に打ち合わせを設定したり、場合によっては両者の間を取り持つ必要がでてきます。

家の工事と同時にできる・安心感がある

外構工事をハウスメーカー以外の業者に依頼する場合、通常、建物引き渡し後に外構工事をスタートする形が一般的です。

お引越しのタイミング次第となりますが、駐車場が完成していない場合は、外構工事が終わるまで駐車場を別に借りる必要がでてきます。

その点、ハウスメーカーに建物と外構工事を一緒にお願いすれば、建物と一緒に外構も完成した状態でのお引渡しを期待できます。

また、大手ハウスメーカーの場合、外構工事の仕様も制定されていることや、ハウスメーカーの工事監督によるダブルチェックも受けるため、施工品質への安心感も魅力の一つです。

外構・エクステリア工事をハウスメーカーに頼む場合の2つのデメリット

続いて、ハウスメーカーに外構・エクステリアを頼む場合のデメリットを見ていきましょう。

• ハウスメーカーは外構工事の専門家ではないため、外構デザインのバリエーションに欠ける
• 工事費用が高くなる

こちらも1つずつ見ていきましょう。

ハウスメーカーは外構工事の専門家ではないため、外構デザインのバリエーションに欠ける

ハウスメーカーを断って外構業者を探すお客様からよく聞く話として、

「ハウスメーカーの提案に満足できなかった」

というものがあります。ハウスメーカーを通して外構工事の打ち合わせをする場合、短いスパンでプランを決める必要が出るため、デザインにこだわることができないケースが多いです。

また、デザインのバリエーションも建物と外構の雰囲気が合っていないなど、チグハグな提案が多々、見受けられます。

（例、高級感溢れる建物にチープな外構／モダンな建物になぜか洋風な外構…etc.）

少しでも外構・エクステリアのデザインにこだわりたい場合は、ハウスメーカーと外構専門店の1社ずつから提案をもらい、より自分たちの要望を満たしてくれる外構業者を選ぶ方が最終的な満足度が高まります。

住み始めたら、毎日過ごす空間だからこそ、短いスパンでプランを決めず、十分な時間を取って考えることをオススメします。

工事費用が高くなる

これが最大のデメリットと言えるのではないでしょうか。

ハウスメーカーを通して外構業者に依頼すると、ハウスメーカーに中間マージンが入る為、一般的に、外構費用が15~30％程度高くなると言われています。もしくは、同じ予算の場合、簡素なプランになっている可能性が高いです。

ハウスメーカーに外構・エクステリアを依頼するのはどういう人にオススメ？

以上のことから、ハウスメーカーに外構・エクステリアを依頼するのがオススメな人は

• 外構・エクステリアの費用を抑えるよりも、ハウスメーカーを通すことの安心感が欲しい
• 外構のデザインにこだわりがない
• 打ち合わせの回数を極力減らしたい

こういう人にはオススメと言えます。

外構業者に直接、外構・エクステリアを依頼するのはどういう人にオススメ？

一方、外構業者に外構・エクステリアを依頼するのがオススメな人は

• 魅力的な外構デザイン・エクステリアデザインにすることで、建物の付加価値を上げたい
• 長い年月、毎日目にする空間だからこそ、自分が満足できるデザイン性を求めたい
• ハウスメーカーのマージンを節約することで、その費用を利用して、より魅力的なエクステリアを造りたい

こういう人にはオススメと言えます。

外構・エクステリアをハウスメーカーに頼むメリット・デメリットのまとめ

外構・エクステリア工事は一度つくってしまうと、なかなかやり変えができません。その為、外構工事をハウスメーカーに頼む・頼まないに関わらず、十分考えられたプランニング・安心できる施工を行ってくれる業者に依頼することをおすすめします。

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