外構費用はローンに組み込める?2種類のローンと注意点をご紹介

外構費用はローンに組み込める?2種類のローンと注意点をご紹介

外構工事の費用にはどんなローンが使えるの?

こんな疑問をお持ちの方に向けて、今回は外構(エクステリア)工事の費用に使える2種類のローンとその特徴についてまとめました。

また、実際にローンを申し込む際の注意点も紹介しますので、これから家を建てる予定の方、外構や庭をリフォームする予定の方のご参考になればうれしいです。

もくじ

外構(エクステリア)工事費用に使えるローン2種類

外構工事費用に使えるローンは主に以下の2つです。

  • 住宅ローン
  • リフォームローン

それぞれの特徴を紹介していきます。

外構工事費用を住宅ローンで組む場合のメリット・デメリット

実は、エクステリア・外構工事費用は原則として、住宅ローンに組み込むことができない費用です。

しかし、家の建築を請け負う工務店やハウスメーカーに、外構工事も一括で依頼すると、住宅ローンに組み込むことができます。 また後述しますが、外構工事を自分で探した別の業者に依頼する場合も、金融機関によってはその費用を住宅ローンに組み込める場合があります。

外構費用を住宅ローンで組むメリット
  • 金利が低い
  • 家の建築費用と同じローンで組めるので手間が省ける
外構費用を住宅ローンで組む場合のデメリット
  • 住宅ローンは他のローンに比べて審査が厳しい
  • 外構を自分で探した外構業者に依頼する場合は、住宅ローンに組み込めないことも多い(金融機関による)

金利や手間の面で考えると、家の購入で住宅ローンを組む予定のある方は、外構費用もまずは住宅ローンに組み込むことを検討したほうがいいと言えます。

外構工事費用をリフォームローンで組む場合のメリット・デメリット

リフォームローンは、外構費用を住宅ローンに組み込めなかった場合や、住宅ローンを組まずに外構や庭をリフォームしたい場合に使えるローンです。

外構費用をリフォームローンで組むメリット
  • 自分で探した外構業者に依頼する場合に使いやすい
  • リフォームローン審査は住宅ローン審査に比べるとゆるい
外構費用をリフォームローンで組むデメリット
  • 住宅ローンよりも金利が高い
  • 住宅ローンの借り入れ状況次第でリフォームローンの借入可能金額も変わってくるため、外構計画自体が変わる可能性がある

リフォームローンの金利の相場は約2~5%なので、住宅ローンの金利0.5%以下(2022年2月の時点)より高いです。

一方で、自分で探した外構業者に直接依頼する場合は、外構費用を住宅ローンに組み込めず、別で金利の高いリフォームローンを組んだとしても、最終的に支払う金額を低くおさえられることも多いです。

なぜなら、ハウスメーカーを通して外構業者に依頼すると、ハウスメーカーに中間マージンが入るため、一般的に外構費用が15~30%程度高くなると言われているからです。また同じ予算の場合、簡素なプランになっている可能性が高いです。

そのため、住宅ローンに比べ金利の高いリフォームローンでも、総合的に考えると支払う金額が下がる場合もあります。

外構費用を住宅ローンに組み込むにあたっての注意点

外構費用を住宅ローンに組み込みたい場合は、以下のステップを踏むことをオススメします。

  1. まずは、ハウスメーカーや工務店の担当者に、外構業者を自分達で探して、別で頼むことは可能かを確認する。
  2. 担当者からOKが出たら、住宅ローンの中に外構費用を含めたい旨を伝える。
  3. 住宅ローンに外構費用も含めて、担当者から金融機関にローン申請してもらう
  4. 金融機関から外構費用を住宅ローンに含める事はできない、という回答があった場合は住宅ローンを別の金融機関で検討するか、外構費用のみ別でリフォームローンを組むか、もしくは実費で払うかになる。

上記3の際には、「住宅ローン申請時の外構業者と、実際に外構を施工する業者が変わる可能性がある」という旨を、必ず金融機関の住宅ローン担当者に伝えてください。

またこれらは必ず、住宅ローンの申し込みをする前にやっておく必要があります。 なぜなら、住宅ローンの申し込みをして審査が通った後では、住宅ローンに組み込むことができなくなるためです。 (金融機関によっては審査後も内容変更で可能となる場合もあります。)

いずれにせよ、「外構工事費用を住宅ローンの融資対象としない」、「建築業者と外構業者が同一でないと住宅ローンの対象としない」、など金融機関によって対応が分かれる部分ですので、必ず金融機関に確認することをおすすめしております。

外構費用をリフォームローンで組む場合の注意点

外構費用をリフォームローンで組む場合には、「費用のシミュレーション」「他のローンの有無」を事前に確認しておく必要があります。

住宅ローンとリフォームローンを併用した場合の費用のシミュレーション

リフォームローンは、借用可能金額が10万~500万円と住宅ローンに比べて少なく、最長返済期間は7年~15年程度と短め、金利は相場が約2~5%と高めです(金利や返済期間は金融会社様によって大きく異なるので、詳細についてはお願いしたい金融会社様のプランをご確認ください)。

しかし、前述したようにハウスメーカーに外構工事も含めて一括で依頼すると、自分で探した外構業者に依頼した場合よりも費用が高くなるケースが多いです。

そのため、住宅ローンに比べ金利の高いリフォームローンでも、総合的に考えると支払う金額が下がる場合もあるため、しっかりとシミュレーションをして比較検討を行いましょう。

他のカードローンやキャッシングがあると利用できない場合がある

リフォームローンの審査時に、ほかのカードローンなどの支払いがある場合は、審査が通らずに利用できない場合があります。

ローンを組む時には、「返済負担率」を確認されますが、これはリフォームローンのみで算出するものではありません。カーローンやキャッシングなど、他に借りている金額も含めて計算されるため、返済負担率が一定水準を超えると、ローンの審査が降りにくくなります。

外構費用で使えるローンのまとめ

外構工事の費用で使えるローンは主に2種類あります。

  • 住宅ローン
  • リフォームローン

まずは金利の安い「住宅ローン」で組むことを第一優先で考えることがおすすめです。 外構のみ、自分で探した別の外構業者に依頼する場合も、外構費用を住宅ローンで組み込める場合があります。

もし、住宅ローンに組み込めなかった場合は、「リフォームローン」を別で組むことも可能です。

家を購入する時、どうしても外構工事のことを考えるのが後回しになってしまう方も少なくないです。しかし、今回ご紹介したように「プラン時から」外構のことも検討しておくと、住宅ローンに外構費用を含められる可能性も高まります。

そして何よりも外構工事は一度つくってしまうと、なかなかやり変えができません。だからこそ、十分考えられたプランニング・安心できる施工を行ってくれる業者に依頼することをおすすめします。

栄和ガーデン株式会社では、長年大手ハウスメーカーの下請け工事を請け負っており、お客様と直接お取引する場合にも大手ハウスメーカー同等の施工品質を実現しております。

お見積を作成していく上で、現場調査、専門の設計担当による細かい作図、工事担当による納まりの検証等を行っており、丁寧な対応に定評がございます。 外構・エクステリア工事を検討している方はぜひ一度ご相談ください。

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この記事を書いた人

デザイナーM

神奈川県海老名市にあるエクステリア専門会社(外構工事・庭リノベーション)栄和ガーデン株式会社でデザイナーを担当。社内のスタッフブログや当コラムで日々情報発信をしながら、外構工事の設計を行っています。

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