最近、外構に石を使う「ロックガーデン」の人気が高まっています。 特にこぶし大サイズのゴロタ石を使われるシーンが街中でも増えてきているように感じます。
ゴロタ石(割栗石)の従来のロックガーデンとの違いについてや 魅力などに触れることで、ゴロタ石の人気の秘密に迫ってみました。
ロックガーデンとは?


「ロックガーデン」と聞いて、何が浮かびますか?
このところ様々なロックガーデンが出てきているため、 近年は十人十色かもしれません。
ある人は斜面に石を据え、石と石の間に植物を植えるスタイル( イギリスのコッツウォルズ地方のようなイメージ)を浮かべると思います。またある人は純和風な石の庭を考えるかもしれません。
もしくは、カリフォルニアスタイルの様なドライガーデンのイメージを浮かべる方も多いと思います。 その全てがロックガーデンとして正解です。
近年人気なのは植栽と合わせてゴロタ石(割栗石とも呼ばれます。 コブシ大サイズの石です)を使うスタイルです。
今回は最近人気のゴロタ石(割栗石)に焦点を当ててみました。
外構・庭にゴロタ石(割栗石)を取り入れるメリット


近年人気のゴロタ石を取り入れるメリットに関して、まとめてみました。
魅力1:純粋にカッコイイ!
ゴロタ石を入れるメリットはここが第一ではないでしょうか。
「ただカッコイイから、そこに理由はない」で終わらせたいのですが(笑) 敢えて言葉にしてみれば、「独特の存在感が空間に与えるアクセントとなる」でしょうか。
ゴロタ石を入れることで視覚に立体感を出すことができ、空間に強弱の演出が可能になります。
魅力2:植栽との相性が良い
植栽と併せてゴロタ石を演出することで、植物の見栄えもUPします。
たくさんの植物を育てる自信がない方にとっても、ゴロタ石を入れて 最低限の植物にすることで管理も楽になりますし、綺麗な庭を維持しやすくなるので気持ちも楽になります。
魅力3:植物の保護にも役立つ
強い日差しが長時間当たる場所では、土の乾燥が早く進みます。
ゴロタ石を入れることで長時間当たる強い日差しからも植物の根元を守ることに繋がります。
魅力4:風情を楽しめる
晴れている日の乾いた雰囲気も素敵ですし、雨の日の濡れた表情も独特な美しさがあります。
天候での風情の違いを楽しむことができることも魅力です。
外構・庭にゴロタ石(割栗石)を取り入れるデメリット


カッコイイ素材のゴロタ石、メリットばかりではなく、実はデメリットもあります。
- ・落ち葉が石の間に詰まる
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掃除の手間が増えます。
- ・ペットが歩きにくくなる
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ゴツゴツしている為、肉球には優しくないです。歩くスペースと魅せるスペースで分けることで調整ができます。
- ・水やりの量に気を付ける
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石が水を吸ってしまうことも考慮し、水やりの量は意識的な調整が必要です。
ゴロタ石(割栗石)が合う家とは?


基本的にはどんな家でも合います。
シンプルモダン、ナチュラルモダン、和モダン、ラグジュアリーすべてのジャンルで使えます。独特の存在感が空間のワンランクアップにつながります。
敢えてダメ出しをすると、植物が大好きで、植物を育てることをメインに考えられている方には向かないかもしれません。植物を密に植える場合、そもそも植物で隠れてしまいますので。
ただし、植物の十分な成長までの見栄えも考慮するとアリになるので、ケースバイケースですね。
ゴロタ石(割栗石)を使ったロックガーデンの外構施工事例
いろいろと書いてみたのですが、視覚で見て頂くことが一番イメージがつきやすいかなと思います。
実際にゴロタ石を入れた現場の施工写真を紹介してます。
施工事例① 横浜市のシンプルモダン外構事例

シンプルモダンエクステリアにグレーのゴロタ石を合わせた事例です。ゴロタ石で自然な法面を造ることで、階段が綺麗にまとまって見えます。
施工事例② 海老名市のシンプルモダン外構事例

建物の軒天色とアルミの格子材の色味をを揃えた現場です。ゴロタ石も茶系の石を入れることで、全体にまとまりを出しました。
植える植物を減らしても、ゴロタ石があることでナチュラルな魅力が出てきます。またゴロタ石があることでシンボルツリーの魅力がUPします。
まとめ
近年の日本のエクステリア・外構シーンでは本当にゴロタ石を使われる現場が多いです。街をドライブしても、至るところで見る気がします。
また、園芸店やホームセンターなどでも様々なゴロタ石が販売されていて、DIYで使われる方も多いと思います。ある意味、外構にゴロタ石を使うスタイルが今の日本の外構文化なのかなと思いました。
魅力が高いからこそ、ゴロタ石は万人に受け入れられてきた気がしますし、外構・庭をご検討中の購読者様にはゴロタ石を取り入れてカッコイイ景観を楽しんでみてはいかがでしょうか。
毎日目にする空間だからこそ、魅力を存分に感じて頂けると思います。
こだわりの外構・エクステリア造るなら、まずは栄和ガーデン株式会社までご相談ください。一軒づつオーダーメイドでデザインを準備しておりますので、お客様だけのデザインをご提案いたします。