外構で良い業者の見分け方とは?

和モダン施工事例2-1

外構・エクステリア業者を選ぶ際、どのように良い業者を見分ければいいか分からない、と考えてる方はいませんか?

本記事では、外構で良い業者の見分け方について詳しく解説します。

デザイナー

後悔しない業者選びをし、満足のいく外構を実現しましょう!

もくじ

人によって「良い業者」は違う

オープン外構・エクステリアの防犯・目隠し対策とポイント

良い外構業者とは、「お客様の立場や要望」によって変わります。

「何を求めているのかを明確にすること」が、良い業者を見つける近道です。依頼する際には、自分の要望や価値観をしっかりと考慮し、適切な業者を選ぶことが大切です。

以下では、さまざまなニーズに応じた業者の選び方をご紹介します。

価格重視の方

外構にはこだわりがなく、とにかくコストを抑えたい方には、安さを売りにしている業者が適しています。安さを売りにしている業者も様々なジャンルがあると思います。例を挙げてみましょう。

 ①デザイナーがいない会社→人件費を抑えることができるが、デザインには期待が持てない。

 ②スピーディーな施工内容の提案→施工に日数がかからない分人件費を抑えることができる。しかし納まりが簡略化されるため、デザイン性は出せない

 ③施工品質を下げている業者→ブロックのベース幅や鉄筋ピッチ、砕石厚等、下地部分は各社異なります。ここを簡易に造れば品質と価格は下がりますが、後々の耐久性に対するリスクが上がります。

手間を省きたい・スピード重視の方

やりとりを煩雑にしたくないから、窓口をハウスメーカーのみに絞りたい、建物引き渡しと同時に外構が完成してほしいと考える方には、ハウスメーカーがオススメです。

ただ、ハウスメーカーを通して外構をお願いする場合は、ハウスメーカー側のマージン(紹介料)が上乗せされるので、同じ外構でもコストが高くなります。また、建物と同時引き渡しを実現する場合、外構工期重視の提案になる場合が多いです(スピーディーな施工ができる提案が中心となる為、デザイン性には期待が持てない)。

デザイン・品質重視の方

他の家とは一味違ったデザインや納まりにこだわり、見た目を重視する方には、外構デザインに強みを持った会社が最適です。また、後々の安心感を重視される場合は施工品質に自信を持った会社やアフターフォローのシッカリしている会社を選ぶと良いでしょう。

ただし、デザインや品質を重視する分の「人件費」「材料費」などがコストに反映されるので、価格を売りにしている外構業者と比較して見積もりは高額になります。

長い目でみてクオリティを維持しながら満足度高い家に住みたい、といった方にはおすすめです。

外構・エクステリア業者ごとに見積もり金額が違う理由

外構事例写真1

外構・エクステリア工事の費用は、大きく分けて「材料費」「人件費」の2つから成り立っています。

ですので、外構・エクステリアの見積もり金額が各業者で違う理由は、以下のポイントに大きく関わっていると言えます。

専門の設計担当者がいるか

専門の設計担当がいる場合、デザイン品質に期待が持てるが、人件費もプラス

デザインの違い

細部までこだわったデザインを施工する場合、施工に工数がかかる

工事品質の差

例えば、土間コンクリートの厚さやブロック積みの鉄筋間隔など、見た目では分からない品質や引き渡し後の安心感に関わる要素

引き渡し後の対応の違い

塗り壁に防汚コーティングを施すなど、引き渡し後のメンテナンスを考慮しているかどうか

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これらの要因により、外構・エクステリア工事の見積もり金額は業者ごとに異なってくるのです。

デザイン性

外構会社によっては、専門の設計担当者がいる場合があります。

これにより、打ち合わせ・作図・現場管理を一人で行う会社と比べて、デザインに時間をかけられるため、より精緻なデザインが期待できます。

ただし、設計担当者の人件費がかかることから、コスト面では前者の方が高くなることもあります。 さらに、細部までこだわったデザインを実現する場合、施工日数が増えることがあり、それがコストにも影響します。

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具体例として、フローティング階段を造作する場合や床タイルに独特なラインを入れる場合、タイルの下地となるコンクリートの型枠も同じ形状を現場で造作する必要があります。



これは、下地コンクリートが硬化した後、外される部分であり、仕上がってしまうと見た目には分からない細かな作業です。

こうした手間をかけることで、細部にこだわったデザインが実現されます。

もちろん、デザインにそこまでこだわらなくても、外構費用を最小限に抑えることはできます。

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例えば、既製品の機能門柱・床は土間コンクリートのみ・シンボルツリーも低いものを植えるのみなど、一般的な建売住宅に見られるような外構であれば、費用を抑えることができます。

ただし、日々目にする空間として、独自の空間を作りたいという要望が多く寄せられます。

外構費用の違いは、そうしたこだわりの有無によっても影響されると考えていただくとわかりやすいでしょう。

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施工品質の違い・引き渡し後に対する価値観の違い・アフターサービスの違い

外構工事には、国が定める明確な仕様基準が存在していません。 つまり、ブロック積みの鉄筋ピッチ(鉄筋の本数)やブロック積みの基礎の厚さ・幅は、会社によって異なります。

これらの要素は、外構工事が完成した後には見えなくなる部分です。しかし、お引き渡し後の安心感として考えると、仕様の違いは単価の違いとしても表れてくるでしょう。

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安すぎる見積もりを提示する会社は、見えない部分でコストカットを行っている可能性があるため、注意が必要です。

また、他社の図面を使って工事を行う業者も存在します。

このような業者は、自社で図面を描かずに人件費を節約することができますが、モラルに問題がある行為を行っている業者には、工事の仕様について確証が持てません。

目に見えない部分で手抜き工事を行う可能性があるため、他社の図面を利用する業者とは契約しないことが望ましいです。

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外構業界全体では、「ニューモラルスタンダード」という取り組みがあり、このような業者を取り締まる努力をしています。

アフターサービスの違いも、単価の違いに影響します。 アフターサービスが充実している会社では、お引き渡し後のことも考慮したプランニング・施工が行われるため、単純な費用比較は難しくなります。

例えば、塗り壁の場合、トップコートを計画に含めることで、後々のメンテナンスが容易になるような工夫がされています。 このような配慮は、外構費用に追加されるため、計画していない会社の見積もりと比較すると費用が上がります。

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「お引き渡し後がスタート」と考える会社に工事を依頼することで、長い期間、安心して暮らせる家になるのではないでしょうか。

外構費用の比較だけでは見えない部分もありますので、ぜひ参考にしてください。

外構費用が安い業者の注意点

外構費用をできるだけ抑えるために、安い業者を選びたいという方はたくさんいらっしゃいます。安さだけに目が行ってしまうと、後で大きな問題に直面することがあるかもしれません。

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そこで、これから外構費用が安い業者に関する注意点を詳しくお伝えいたします。

低品質工事のリスクがある

安価な費用で契約する業者の中には、ブロックの基礎や鉄筋の本数、コンクリートの厚さといった、目に見えない部分で手抜きをするところも存在します。

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たとえば、基礎工事が適切でない場合、大きな地震が発生したときに倒壊のリスクが高まります。

特に、他社の設計図を利用して安く工事を請け負おうとする業者は、信頼性に欠けるため、施工品質に対しても信用が難しくなります。 後々のトラブルを避けるためにも、信頼できる業者による工事をおすすめします。

アフターフォローが充実していない可能性がある

アフターサポートは各企業によって異なります。 アフターサポートが充実している会社は、引き渡し後のケアも考慮し、しっかりとした工事を行う企業です。

信頼できる業者を見つける際には、アフターサポートの質をチェックすることも、ひとつの指標となります。

自分に合う外構専門業者を見極める3つのポイント

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外構工事の契約とは、まだ存在しないものを買うための契約となります。

たとえば、自動車や家電製品の場合、試乗や触れ合いながら購入を決定できます。 しかし、外構工事では、存在しない空間を担当者の説明や図面を基に検討し購入します。

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このような業界だからこそ、信頼できる業者を見つけることが重要です。 信頼できる業者を見つけるポイントをいくつかまとめてみました。

その外構業者が「何にこだわっているのか」を確認する

外構業者を選ぶ際には、その業者が「何にこだわっているのか、何をウリとしているのか」を確認することが重要です。

価格重視の業者

価格重視の業者は、コストを抑えることを最優先に考えています。とにかく費用を抑えたい場合には、このタイプの業者が適しています。

ただし、上述したように価格を重視するあまり品質や耐久性、仕上がりに問題があることもありまますので、そこも踏まえて決める必要があります。

デザイン・品質重視の業者

デザイン・品質重視の業者は、外構のデザインや品質にこだわりを持っています。こだわりのある外構や、他の家と差別化したデザインを求める場合には、このタイプの業者が適しています。

このタイプの業者と取引する上で、問い合わせ前にもう少し細かく調べることをオススメいたします。

 ①得意なデザインジャンルは何か(例、シンプルモダンが得意な会社とエレガントが得意な会社がある場合、違うジャンルに依頼すると、ご自身が期待しているデザインと全く異なるものが出てくる可能性が高い)

 ②品質・アフターフォローへの考え方はどうか(デザインを重視していても、品質やアフターフォローを軽視している会社も存在しているため)

HPで施工事例を見てみたり、施工に対する考え方を情報収集して、ご自身にピッタリな業者を見極めてから問い合わせをすることで、お引き渡し後の長期的な満足度も格段に上がります。

好みの施工実績があるかを確認する

デザインは感性の問題もあるので、お好みのデザインを演出できる会社に依頼することが外構工事を成功させる肝だと考えています。

これまでの施工実績を確認し、お好みのデザインがあるかを確認してみてください。

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良い外構業者の選び方のまとめ

いかがでしたでしょうか?

「良い外構業者」を見つけるためには「ご自身が外構・エクステリアに何を求めているのかを明確にすること」が、最も近道です。 依頼する際には、自分の要望や価値観をしっかりと考慮し、適切な業者を選ぶことが大切です。

工事が終わったら終わりではなく、そこからが本当の意味でのスタート。 是非本記事を参考にしていただきながら、優良業者を見つけて自分だけのエクステリア時間・お庭時間を楽しんでください。

こだわりの外構・エクステリア造るなら、まずは栄和ガーデン株式会社までご相談ください。

一軒づつオーダーメイドでデザインを準備しておりますので、お客様だけのデザインをご提案いたします。

また、40年以上にわたって大手ハウスメーカーの施工基準に対応し続けた実績と豊富な施工事例をもとに、高品質なサービスを提供しています。 実際の施工事例をご紹介しながら、お客様のご要望とご予算に合わせたプランをご提案しますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

デザイナーM

神奈川県海老名市にあるエクステリア専門会社(外構工事・庭リノベーション)栄和ガーデン株式会社でデザイナーを担当。社内のスタッフブログや当コラムで日々情報発信をしながら、外構工事の設計を行っています。

≪神奈川県全域対応≫
新築外構工事、外構リフォーム、庭リノベーション

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