庭に日除け(シェード)を造れば、より心地良いガーデンライフを楽しむことが可能です!
庭の日よけは必要なのか?
快適な庭空間を造る上で、陽射し対策も重要なポイントです!
どんなに素敵な庭があっても、真夏の太陽の下で長時間過ごしたり、強い西日を浴びるのは辛いからです。
そこで、ルーフやシェードなど、庭の一部に日よけを作ることで、ガーデンライフをより快適に演出することが可能です!
日陰があることの必要性
『日陰の必要性』と聞いても、普段の生活をイメージすると、ピンとこないかもしれません。
なぜなら、私たちは、一日の大部分の時間を建物の中で過ごしているからです。
しかし、例えば、真夏の太陽の下を歩いた後、建物の中に入ったり、ビルの影に入る際、妙に落ち着く感覚に陥ると思います。
アウトドアライフを過ごす上でも、強い日差しを遮るスペースを設けることで、より過ごしやすい空間演出を可能にします。
日陰で感じる風はより心地良く、日陰は人々のオアシスとなります!
庭を日よけするメリット・デメリット
とはいえ、庭に日よけを造る上で、こんなデメリットも…。
庭を日よけするデメリット
庭に日よけをするデメリットですが、2点程、あります!
①冬場の日差しを遮ってしまう。
寒い冬にとって、陽射しはとても大切です。庭で過ごす時も、陽が照っているだけで、ホッとします。
そこを遮ってしまうのではデメリットですので、日よけを造るのは、庭空間の一部にするなど、何か考えることがオススメです。
②育てている植物に十分な日照が取れなくなる…。
今、人気のビサールプランツなど、強光量の必要な植物にとって、日照時間の確保は何よりも大切です!
こちらも日照を十分に取れる場所を考えておく、必要な時に陽射しを取り込める商品にするなど、『日よけは計画的に!!』をオススメします!
庭を日よけするメリット
庭に日よけをするメリットです!
①強い陽射しから身を守れる
サンサンと輝く真夏の太陽、ジリジリ照り付ける西日、庭仕事をする際、強い陽射しはキツいですよね…。
でも、日よけがあれば、もう安心。いつでも休むことができます。
②プライベート感の演出
本来の日除けの使い方では無いのですが、日除けを造ることで、周囲の建物からの視線を遮ることが可能です。
③庭にガーデンカフェを造ることができる。
外で飲むコーヒーやウィスキーなど、庭でカフェタイムを楽しむことは一種の夢ではないでしょうか?
日よけがあれば、暑い日差しの下でも安心です。
また、近隣からの目隠し効果もある為、ガーデンカフェにいるような、特別な時間を過ごすことができます。
庭の日よけをするなら知っておきたいポイント
庭の日よけをするなら知っておきたい【テラス屋根】
庭の日よけの王道は、『テラス屋根+シェードネット』です!
テラス屋根とは、一番簡単に説明すると、アルミのフレーム+柱に対して、ポリカーボネートの屋根が付いた、エクステリア商材です。カーポート屋根のミニマム版をイメージしてください。
最近は、建物の保障との絡みが出る為(むやみに、取付を行うと、建物の保証が切れてしまう)、建物の外壁に直付けせず、4本柱で独立して納める商品が多くなってきました。
シェードネットとは、いわゆる、『日除け』です。メーカーによって、呼び名が異なります。Takasho社では『ロープ式開閉シェード』、LIXIL社では『内部日除け』など。
中身に大きい違いは無く、テラス屋根の下に、ロープで吊るして付ける、フワフワしたカーテンの日除けです!
テラス屋根自体が、元々は、洗濯物干し場のイメージだったのですが、近年は木調の商品が主流になるなど、よりガーデンでの使用を考えられた商品が展開されています。
ポリカーボネート製の屋根が付いている為、雨の日でも屋外で過ごすことができるのも、一つのポイントです!
庭の日よけをするなら知っておきたい【パーゴラ】
庭の日よけといえば、パーゴラも素敵です!
パーゴラは、ツタ植物を這わせる為に、木やアルミの角材で組んだ棚です。そこに、ツタや藤、ツルバラなど、ツタ植物を誘引することで、緑陰を演出します。
イメージとしては、小学校や公園にある、藤棚を浮かべてください。
テラス屋根との違いは、ポリカーボネートの屋根が張っていない為、雨に濡れてしまうことと、屋根の上に留めてある垂木部分が、植物を誘引する為に張りだしていて、カッコイイ見た目であることです。
カフェ風エクステリアの印象にオススメです!こちらもシェードネットを取付することで(取付の可否は商品によりますが)、より快適な日よけを演出することが可能です。
庭の日よけをするなら知っておきたい【シェードセイル】
お洒落な雰囲気でコスパ良く、日よけを実現できるのが『シェードセイル』です。オーストラリアで生まれました。
見た目もとてもお洒落なのですが、シェードセイルの一番の魅力は、エコライフにちなんだ快適性です!
窓前に、シェードセイルを張ります。こうするだけで、窓前に日除けを造ることができます。”窓から室内へ入る熱を遮ることで家の中での暮らしも快適になります。エアコンの稼働率を押さえ、クーラー病や心的ストレスを軽くする、省エネで人や環境にやさしいガーデンアイテムとして注目されています。
TakashoのHP及びカタログより引用 – http://proex.product.takasho.co.jp/shop/r/r450102/
安く工事する方法として、シェードセイル用の柱を建てるところまで、プロで施工し、シェードセイルの取付(建物2Fの手すりに紐で巻き付けます)はお客様がDIYで行う話をよく聞きます。
日除け効果の他、目隠し効果もある為、シェードセイルが付くだけで、木陰にいるような安心感と心地よさを感じることができます。
もちろん、台風の時などは外しておいてくださいね。環境の為にも、是非、一家にワンシェード、いかがでしょうか。
庭の日よけをするなら知っておきたい【オーニング】
窓前の日よけとして、有名なのは、オーニングです。
オーニングとは、パン屋やショップの窓前に付いている、天候によって開閉できる屋根といえば、イメージ付くかと思います。
一番の魅力は、開閉が楽なことです。以前は、開閉が手動式のみだったのですが、今では『電動式(ボタン式)』、『リモコン式』、また、天候で自動制御される『センサー式(風力・陽光センサー式)』など、様々な開閉方法が出ています。
用途に合わせて、お選び頂けます。
もちろん、窓前で直射日光を遮ることで、冷房費の抑制につながりますし、隣地の上からの視線を隠す効果も期待できます。
また、オーニングは建物の外壁に直付けする印象が強いですが、最近は、建物際に独立フレームを組んで、そこに取り付けることが多いです。
これは、ハウスメーカーの保証の絡みで、現実問題、建物に直付けすることが難しい為です。詳細に関しては、お打合せ時に聞いてください。
まとめ
庭に日よけを付けるだけで、『ワンランクアップした快適な空間』を造ることができます。
ガーデンの中心にあれば、お庭で過ごす時間の楽しみにつながります。
建物の窓前にあれば、直射日光を遮って室内の暑さを抑えることで、冷房費の抑制につながります。いずれにしても、存在感が大きいので、デザインと絡めることで、空間をお洒落に演出することが可能です!
日よけのスタイルも様々です。
DIYで付けるサンシェード(窓前に布で日よけを造るのみ)から、存在自体が素敵な雰囲気を醸し出すシェードセイル、雨にも対応できるテラス屋根や、植物を絡めてカフェ風に演出できるパーゴラ。
そして、それ自体が建物の雰囲気を持っているオールグラスポーチ(Takasho社の商品で、弊社打ち合わせスペースに展示してあります)など、ご希望・ご予算に応じて様々なスタイルを考えることができます。
時代の流れが、世界的にも環境を意識したエコの時代ですので、『一家に一日よけ』、是非、検討してみてください!