外構で人気の「600角タイル」を使用するメリットと注意点

外構で人気の600角タイルを使用するメリットと注意点

外構に幅広く使用される素材の「600角タイル」。

近年、600角タイルを使った外構工事のご相談が多くなり、このサイズのタイルを使ったデザインを担当することも増えてきたように感じます。

600角タイルは、手軽にゆったりとした雰囲気を演出でき、外構をおしゃれにグレードアップできます。 一方で、不向きな場所があることも事実。

今回は、そんな600角タイルの施工事例の紹介とともに、メリットや注意点についてまとめてみました。

もくじ

外構に600角タイルを使用する「メリット」とは?

600角タイル

600角タイルは、約60cm角の床タイルのことです。建築業界はミリ単位の世界なので、600角タイルと呼ばれています。

外構工事で600角タイルを使用するメリットに関してまとめてみました。

魅力1:ゆったりとした空間が生まれる

600角タイルを使用すると、ゆったりとした見映えになります。

大きいサイズのタイルをうまく活用している空間を見ていると、気持ちにゆとりが生まれます。

魅力2:高級感の演出

ゆったりとした空間演出=リゾートホテルなどの空間演出です。ひいては高級感の演出にも繋がります。

外構に600角タイルの使用に「注意」が必要な場所は?

一方で、外構に600角タイルを使用するのに向かない場所もあります。

注意1:狭い空間

狭い空間で活用すると、600角タイルが空間の狭さを強調させてしまい、逆効果になります。

また狭い空間を納めるために、切り物だらけになるとゴチャゴチャに見えてしまい、スッキリしない印象になってしまいます。

注意2:高低差の大きい土地

車庫など床面で左右の高低差が大きい土地の場合、小さいタイルと比較して600角タイルはひねることが厳しくなります。

そのため、勾配の状況次第ではタイルの角が立ってしまったり、細かい切り物を入れて納める形になります。

600角タイルの外構施工事例

実際に600角タイルを使用した、外構の施工事例をご紹介いたします。

施工事例① 床タイルに600角タイルを使用した事例

使用しているタイルはアイコットリョーワ/アーレイです。今、流行りのセメント調タイルで、無機質な美を表現できます。

600角タイルを用いることで空間全体がゆったりと広く見え、高級感が漂っています。

施工事例② 壁タイルに600角タイルを使用した事例

600角タイル施工事例②

今、流行りのグレー系タイルです。こちらのタイル(Takasho/アヴェルサ)の石目模様はゴージャスに空間を演出しています。

600角タイルだから演出できるゆったりとした高級感がとても魅力的です。

まとめ

近年、600角タイルの事例やご要望が増えてきたように感じています。SNSなどの影響で、600角タイルなどの大判タイルの魅力が周知されてきた結果かもしれません。

一般的には、600角のタイルを活用すると多くの現場ではカッコイイ空間が生まれると思います。 しかし一方で、空間次第ではその魅力を生かしきれないケースもございます(例、狭い空間や高低差の大きい土地など)。

今回は、メリットと併せて、注意点についてもまとめてみました。

土地・建物といった空間は現場ごとにより異なりますので、何が何でも600角タイルで考えるというよりは、その空間にとって一番いい形の素材を選ぶのがカッコイイ外構空間づくりのコツではと思います。

様々な素材もございますので、こだわりの外構・エクステリア造るなら、まずは栄和ガーデン株式会社までご相談ください。一軒づつオーダーメイドでデザインを準備しておりますので、より広い視点でお客様にとってのベストなデザインをご提案いたします。

関連キーワードからも見れます!

外構で人気の600角タイルを使用するメリットと注意点

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアして下さい♪

この記事を書いた人

デザイナーM

神奈川県海老名市にあるエクステリア専門会社(外構工事・庭リノベーション)栄和ガーデン株式会社でデザイナーを担当。社内のスタッフブログや当コラムで日々情報発信をしながら、外構工事の設計を行っています。

≪神奈川県全域対応≫
新築外構工事、外構リフォーム、庭リノベーション

栄和ガーデン株式会社へのリンクバナー

無料相談会は、人数限定で土日開催しています(事前予約制)

デザイナー

新築工事の際、外構工事だけ弊社に依頼することも可能です!気軽にお問い合わせ下さい。

もくじ
閉じる